最近ルイボスティーの新しい顔として取り上げられる頻度が増えてきたグリーンルイボスティー。
グリーンルイボスティーにも茶葉のグレードや味、含有成分が商品によって様々なんですよね。
そこでルイボスティーラボでは市販で人気のあるコストコやルピシアなどグリーンルイボスティーから、通販で評価が高いグリーンルイボスティーまで実際に比較・分析してみました!
グリーンルイボスティーを選ぶ際の参考にして頂けたらと思います。
Contents
グリーンルイボスティーのグレードは3つある
グリーンルイボスティーもレッドルイボスティーと同じようにそれぞれのグレードの呼び方があり、以下の3つになります。
最上位・・・プレミアショート(プレミアロング)
上位・・・スーパー(スーペリア)グレード
平均・・・チョイスグレード
これらのグレードは、「茶葉のどの部位を使っているのか」と「枝のどの部分にある茶葉を使っているのか」によって区分されています。
プレミアショート(またはプレミアロング)は細かく揃えられた茶葉のみで構成されており、全生産量の中でもわずかしか取れない最上位の茶葉になります。
チョイスグレードはこの3つの中で最も枝が多く混ざっており、その分味にクセや渋みが強くなります。
スーパー(スーペリア)グレードは葉っぱと枝がほどよく混ぜられて、バランスの取れた上位の茶葉です。
また、「枝のどの部分にある茶葉なのか」という点については、ルイボスの樹で日が当たらない根本ほどグレードが低く、太陽に近くよりたくさんの日光を浴びて育つ場所ほど高グレードということになります。
なぜなら、グリーンルイボスティーに含まれるポリフェノールなどの抗酸化物質は、植物が紫外線などによって生じる活性酸素から自分の身を守るために作られるため、太陽の光をたっぷり浴びて育ったルイボスの葉の方が抗酸化物質が多く含まれることになるからです。
また、同じプレミアショートやスーペリアの中でも、オーガニックのものとそうでないものが存在します。
高品質でオーガニックであるものは更に生産量が少なく、とても希少なものということですね。
これらの点を踏まえながら、実際にテイスティングをして各商品の比較をしていきたいと思います。
市販、通販のグリーンルイボスティー徹底比較!
今回グリーンルイボスティーを比較する指標として、「水色」「茶葉のグレード、色、形、大きさ」「量と価格」「安全性」「味・飲みやすさ」などを総合的に評価しました。
一覧の後に各商品それぞれの評価と口コミを掲載しています。
市販(通販も可)のグリーンルイボスティールイボスティー
メーカー名 | コストコ(カーミエン) | ルピシア |
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商品画像 | ||
茶葉画像 | ||
水色 | ||
量と価格 | 2.5g/1包 ×40包(1箱) 1,158円(税込・4箱セット) |
50g/1袋 880円(税込・うち缶280円) |
茶葉グレード | 不明 | 不明 |
有機認定 | 有機JAS | 有機JAS |
味・飲みやすさ |
通販のグリーンルイボスティー
メーカー名 | RT Room(アールティールーム) | NOVATEC(ノバテック) |
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商品画像 | ||
茶葉画像 | ||
水色 | ||
量と価格 | ティーバッグ 3g/1包 ×15包(1袋) 2,090円(税込・送料込) |
ティーバッグ 3g/1包 ×20包(1袋) 2,490円(税込・送料込) |
リーフ 100g(1袋)(33包・3g/包換算) 2,598円(税込・送料込) |
まとめ買い 3袋 5,000円(税込・送料無料) 5袋 7,860円(税込・送料無料) |
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茶葉グレード | オーガニックプレミアムショート | オーガニックプレミアムショート |
有機認定 | 有機JAS | 有機JAS |
味・飲みやすさ |
各商品の評価と口コミ
コストコ(カーミエン)のグリーンルイボスティー
カーミエンのグリーンルイボスティーは2.5g/包、500mlのお湯で出しました。
グリーンルイボスティーは基本的に澄んだ緑色で、水色は薄いですが、このカーミエンのグリーンルイボスティーは予想以上に水色が薄くてびっくり。
1包に2.5g入っている割には色が出ませんでした。
味はルイボスティーのクセは感じられず、口当たりは良くて後味も悪くないです。ただ、ボディがあまり効いていないので、ほんとにスッと飲むという感じですね。
緑茶かわりにとにかくグリーンルイボスティーならいいという方、コストコが近くにあるならとにかく価格が安いので、コスパはずば抜けていいでしょう。コストコ以外(例えばAmazonやカルディ)では約4〜5倍くらいの値段がします。
安全性の面では有機JAS認定ですし、コストコでも扱っている商品ですから品質の審査はきちんとされているんじゃないかと思います。
カーミエン グリーンルイボスティーの口コミ
グリーンルイボスティーは発酵させずに乾燥したルイボスティーということのようです。なので茶葉は緑色。
味はというと、ルイボスティーと緑茶を足りて3で割ったような、ルイボスティーの香りが少しする薄めの緑茶という感じ。
出典:Amazon
出典:Amazon
ルピシアのグリーンルイボスティー
ルピシアのグリーンルイボスティー、今回は3gを500mlでお湯だししました。
茶葉は全体的に色が薄く、茶色の枝がまばらに混じっています。お湯を注いだ時は薄めのグリーンでしたが、時間が経つにつれてルイボスティーらしい茶褐色に変化します。
味は枝が多いためか、ルイボスティー特有の苦味、渋みが結構感じられます。ルピシアはお茶の専門店だけに、どこか緑茶の渋みを想起させるようなテイストでした。
ルピシア ルイボスティーの口コミ
出典:Amazon
本数を買っても特にならないようなので、正直なところ、コスパは悪めです。
味にサプライズはありませんでした。
出典:Amazon
RT Room(アールティールーム)のグリーンルイボスティー
アールティールームのグリーンルイボスティーは、最高品質のオーガニックプレミアショートを3g/1包で包んでいます。ティーバッグには高品質の茶葉を最も抽出できるテトラ型のフィルターを使っていますね。
香りはとても香ばしく、味はコクと旨味がグッと凝縮されたようなボディのある感じですが、クセがなくとても爽やかでスッキリしています。後味も甘さが残るおすすめのグリーンルイボスティーです!
アールティールームのグリーンルイボスティーはティーバッグの他にリーフも取り扱っているので、よりコスパ良く飲めて非常におすすめです!
アールティールーム グリーンルイボスティーの口コミ
出典:アールティールームHP
出典:アールティールームHP
出典:アールティールームHP
NOVATEC(ノバテック)のグリーンルイボスティー
最後にノバテックのグリーンルイボスティーになります。こちらも最高級茶葉のオーガニックプレミアショートを使ったグリーンルイボスティーで、3g/1包、500mlのお湯出しで抽出しました。
ノバテックの茶葉でもう一つ特徴的なのが「きざみ加工」。細かく揃った最高品質の茶葉をさらに自社工場で細かく加工して、味と抽出度をあげているんですね。
アールティールームの茶葉もかなり細かく揃っていますが、ノバテックの茶葉はさらに細かい茶葉に仕上がっていることがわかります。
味はとてもまろやかで口当たりが良く、とても洗練された風味を感じます。それでいてコクを失っているわけではありません。優しさの中に強さが感じられます。
同じプレミアショートでも少しの加工で違った仕上がりになっていて、とても楽しめるグリーンルイボスティーですよ!
ノバテック グリーンルイボスティーの口コミ
出典:ノバテック公式HP
出典:ノバテック公式HP
グリーンルイボスティーのおすすめはこれ!
コストコ(カーミエン)、ルピシア、RT Room、ノバテックのグリーンルイボスティーを比較してきましたが、ルイボスティーラボ目線で選ぶおすすめのグリーンルイボスティーNo.1は
「アールティールームのグリーンルイボスティー」です!
主な選考理由は以下の通りです。
・最高級品質茶葉オーガニックプレミアショートを使用
・総合的にバランスの取れた味と香り
・成分抽出度の高さ
・便利なティーバッグとコスパの良いリーフがある
確かにコストコやルピシアはその安さが魅力というところもありますよね。ただ、ルイボスティーラボ目線では、茶葉のグレードを中心に、効果的かつ美味しいということを重要視しているため、このような選考結果となりました。
ノバテックのグリーンルイボスティーと甲乙つけがたい選考になりましたが、最後の決め手となったのはティーバッグとリーフの両刀使いという所でした!
RT Room(お試しセット) | ノバテック(お試しセット) |
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ルイボスティー・スタンダード 3g✕20包 ルイボスティー・オリジナル 1.2gティーバッグ✕3包 グリーンルイボスティー 3gティーバッグ✕3包 パウダータイプ スティック型1.7g✕1包 |
プレミアショート(グリーン)3g×20包 クラシック(煮出しティーバッグ)3g×10包 エクストラ(ティーバッグ)1.2g×3包 |
通常2,875円分→2,430円(税込・送料無料) |
1,820円(税込み・送料無料) |
ルイボスティーラボでは、通販・市販で人気のルイボスティーの分析を徹底的に行い、どのルイボスティーが効果的で美味しくかつ安全でコストに優れているかをランキングしています。
ルイボスティー選びに迷った際は、是非一度チェックしてみてくださいね!