通常のルイボスティーも去ることながら、今熱い人気を呼んでいるのがグリーンルイボスティー。
味が緑茶のようにさっぱりしていて飲みやすいなど、人気がある理由は色々とあるのですが、その大きな理由の1つに「妊活に効果的でおすすめだから!」という事があるようです。
グリーンルイボスティーが妊活に良いというのは本当なのでしょうか?
また、その根拠はどこにあるのか。
ルイボスティーラボではグリーンルイボスティーの成分や実際の口コミなどから「グリーンルイボスティーが妊活におすすめである」説を検証してみました!
Contents
そもそもルイボスティーが妊活に効果的だと言われる理由は3つ
不妊の大きな原因となる活性酸素
不妊の原因は色々とありますが、その大きなものとして活性酸素の増加があります。
活性酸素の増加原因は以下になります。
- 環境汚染(大気や水、紫外線など)
- 食生活の変化(悪い油をつかったもの、インスタント食品など)
- 過剰なストレス社会
ここでは詳しい説明は割愛しますが、この活性酸素が「卵子の質の低下」「受精障害」「黄体機能不全」を引き起こす原因となっているのです。
不妊のリスクを軽減する抗酸化作用とは
活性酸素が不妊を引き起こす原因となっているのなら、それを防ぐ役割をするのが「抗酸化作用」です。
そして、この抗酸化作用を持つ物質は元々私達の中に備わっており、それを「SOD(スーパーオキシドディムターゼ)酵素」と言います。
問題は、先程見た活性酸素の増加原因によって、体内のSOD酵素で処理しきれなくなった時に、活性酸素が様々な悪さをするんですよね。
そこで、体外からSODと同じ様な抗酸化作用を持つ物質を取り入れる必要が出てきました。
その中で圧倒的な抗酸化作用を示したのがルイボスティーだったんです!
ルイボスティーが不妊解消に効果的な3つの理由
ルイボスティーにはSOD酵素を構成する4つの成分が含まれている
SOD酵素を構成している成分はマンガン、鉄、銅、亜鉛の4種のミネラルです。
ルイボスティーにはこれらのミネラルがバランスよく含まれているんですね。
ルイボスティーの最も大きな特徴は豊富なミネラル。
ミネラルはその量よりもバランスよく摂る事の方が大事なんですが、それを一気に摂れてしまうのがルイボスティーという事です。
ルイボスティーのSOD効果は細胞に直接作用する
外部からSODと同じ効果を取り入れようとして、様々な人工のSOD食品が作られてきました。しかし、人工のSODというのは実はそのほとんどが吸収されず、大半は分解されてしまうんです。
それに対してルイボスティーを飲んだ場合は、体内に入ったSOD様物質が肝臓で合成されるのでなく、そのままの形で体の隅々に運ばれた後、生体の各所で働くと考えられています。
そのためほとんど分解される事なく、取り入れた成分がそのまま直接各細胞で作用するため、その効果が絶大であると言われています。
ルイボスティーに含まれたフラボノイド類が強い抗酸化作用を持つ
3つ目は、ルイボスティーに含まれているフラボノイド類が強い抗酸化作用を持つ事が研究でわかっています。
ルイボスティーの持つフラボノイド類の中で特に有名なのが「アスパラチン」と「ケルセチン」というフラボノイドですが、これらには高い抗酸化作用が認められ、糖尿病の予防や、抗ストレス、抗炎症の効果も期待されているフラボノイドです。
ここまで簡単に妊活(不妊)の原因とそれに対するルイボスティーの有効性について説明しました。もっと詳しい内容は下記のページにもまとめてありますので、興味のある方はそちらを見て下さればと思います。
グリーンルイボスティーは妊活により効果的?成分と口コミから検証
さて、ここまでルイボスティーが妊活に効果的な理由について見てきましたね。
ここからは「グリーンルイボスティーが通常のルイボスティーより妊活におすすめ」論を検証していきたいと思います。
非発酵で有効成分濃度が高いグリーンルイボスティー
グリーンルイボスティーとレッドルイボスティーの大きな違いは「発酵か非発酵か」という所にあります。
これは緑茶や紅茶、烏龍茶が同じお茶の葉から出来てるけど、発酵の度合いが違うため区分されるのと同じことですね。
では、発酵か非発酵かで何が違うのか。
味・香り・含有成分などあらゆるものが違ってきます。
ここでも詳しい説明は省きますが、ざっくり言うとグリーンルイボスティーの方がスッキリとした緑茶やほうじ茶のような味・香りになります。
これは、ルイボスティー独特の色、味・香りが発酵の過程で生成されるためです。
詳しくは下記の記事で説明していますので、興味のある方はそちらを御覧ください。
ふたたびグリーンルイボスティーと妊活の話に戻りましょう。
妊活(または不妊)で大切になってくるのは「抗酸化作用」だと話しましたね。
そしてルイボスティーに含まれる成分の中で強い抗酸化作用をもつのがフラボノイドだと言う話をしました。
ルイボスティーに含まれる代表的なフラボノイドは「アスパラチン」と「ケルセチン」というフラボノイドでしたが、実はグリーンルイボスティーはこれらのフラボノイドの含有量が多いんです。
発酵していないルイボスはグリーンルイボスと呼ばれ、グリーンルイボスはアスパラチン、イソオリエンチン、オリエンチン、ルチンおよびケルセチンなどのフラボノイドが含まれ、抗酸化性を有することが知られている。
特にグリーンルイボスはルイボスと比較してアスパラチンを多く含有しており、我々はグリーンルイボスの抽出液とルイボスの抽出液と比較してポリフェノール量およびアスパラチン量が多く、抗酸化性が高いことを報告している。
出典:グリーンルイボス摂取による激運動時の抗酸化力上昇作用
http://www.jtnrs.com/sym34/O-74.pdf
また、以下のようなデータもあります。
出典:http://rooibosmark.com/
このように、一部の研究ではレッドルイボスティーに比べてグリーンルイボスティーの方が高い抗酸化性を有するという結果を示しています。
「グリーンルイボスティーは抗酸化作用が80倍!」とか書いてあるサイトもよくあり、無条件グリーンルイボスティーの方が良い!と主張していますが、本当にそうでしょうか?
確かに一般的に非発酵のグリーンルイボスの方がレッドルイボスよりも抗酸化成分の濃度が高いと言われていますが、あるメーカーの研究ではレッドルイボスの抗酸化レベルがグリーンルイボスに比べて少ないにも関わらず、より体内で抗酸化物質を運ぶという結果を出しているところもあるんです。
このように様々な結果が存在していることを見ると次のような事が推測されます。
・一般的にはグリーンルイボスティーの方がレッドルイボスよりも抗酸化性が高いと言える
・どのような茶葉で比較しているのかによって結果が変わる可能性もある
・いくら抗酸化性が高いと言っても、80倍も100倍も変わることはない
そして、ルイボスティーラボ編集部ではグリーンルイボスティーの妊活への有効性について以下のように結論づけました。
・グリーンルイボスティーを選ぶにも高品質で成分の高いものを選ばなければ効果が低い
・グリーンルイボスティーの成分はより良いかもしれないが、高品質のものであればレッドでも十分効果はある
・妊活のために重要なことは、高品質で安全性に優れた茶葉、信頼できるメーカーを選ぶことである
良いメーカーの商品であれば、グリーンルイボスティーでより効果を望むのもありだと思いますし、レッドルイボスティーの味が好きならそれを美味しく楽しく飲みながら、続けていくことが最も大切なことだと思います。
どのルイボスティーを選んでいいかわからない人は、ぜひ参考にして頂けたらと思います!
最後に、グリーンルイボスティーに関する口コミをいくつかまとめておきたいと思います。
グリーンルイボスティーに関する口コミ
出典:ルイボスティー専門店RT Room
気分によって飲み分けることでだいぶ水分が取れるようになりました。
出典:ナチュラルショップなごみ
ほかのルイボスティーも飲んだことがありますが、こちらは飲みやすい様な気がします。そして何より飽きない!
ノンカフェインのコーヒーや紅茶は一日に何杯も飲む気にはならず、ハーブティー、ごぼう茶、たんぽぽ茶などは飽きてしまいましたが、こちらは飽きません。
また、妊娠中、出産後とそれぞれ食べ物の嗜好が少し変わりましたが、どちらのときにもとても美味しく感じ、毎日ゴクゴク飲んでいます。
出典:ロイヤルティールイボスティー
今までに飲んだルイボスティーに比べて、クセや苦みが少なくとても飲みやすいです!紅茶のような風味で香りも気にいっています。
ティーパック1つで200~400mlのお湯を…となっていますが、個人的にはより紅茶っぽくなるように150mlの少なめのお湯でだしています。
紅茶が飲めなかったストレスが、和らぎました~(*^_^*)
出典:ナチュラル商品専門店アモーマ
一方、レッドルイボスティーでも妊活で飲み続けて、無事妊娠に至ったという口コミも多数見られます。レッド、グリーンに関わらず効果的なものを選んで続けるということがとても大切だということですね。
また授乳中のママ達も水分補給のために飲んでいる人が多いようです。妊娠中、授乳中のママ達には健康的で安全なルイボスティーは欠かせないアイテムになってきてるようです。
ルイボスティーラボでは、通販・市販で人気のルイボスティーの分析を徹底的に行い、どのルイボスティーが効果的で美味しくかつ安全でコストに優れているかをランキングしています。
ルイボスティー選びに迷った際は、是非一度チェックしてみてくださいね!