従来茶葉から煮出して飲むのが定石だったルイボスティーも、今では様々な形の商品が開発されてきました。
中でも、真新しいのがパウダータイプのルイボスティー。
水に溶かすだけで簡単にルイボスティーが作れる手軽さを持つ一方で、従来のルイボスティーと同等の味や品質を保つために特殊な技術が必要でもあります。
そんなパウダータイプのルイボスティーを販売している幾つかのメーカーを今回比較してみました!
それぞれの特徴を詳しくレビューすると同時に、おすすめのパウダールイボスティーをルイボスティーラボ目線でご紹介したいと思います。
Contents
パウダールイボスティーの商品比較!
まずは今回エントリーした3社のルイボスティーを一覧で比較してみました。その後に、それぞれのパウダールイボスティーのレビューを記載しています。
メーカー名 | RT room | TeaLife | なごみ |
---|---|---|---|
商品画像 | |||
水色 | |||
量と価格 | 25包入 4,110円 (税・送料込) |
40包入 1,700円 (税・送料込) |
100包入 1,404円 (税込・送料無料) |
味・飲みやすさ |
RT roomパウダールイボスティーのレビュー
まずはRT Roomのパウダールイボスティーのレビューからいきたいと思います。
RT Roomのパウダールイボスティーは1.7g/包で200mlのお湯か水に溶かす事を推奨しています。パウダーの色はやや薄めの赤茶色。今回はティーカップにお湯で溶きました。
水色はパウダーの色が元々薄めのため、若干薄い茶褐色でしたが、お湯を注ぐとあっという間に溶けてルイボスティーが出来上がります。
味・香りはスタンダードのルイボスティーと負けず劣らず、コクがありボディが効いています。スタンダードと比べるとやや後味に渋みが残りましたが、甘くて香ばしい完成度の高いパウダールイボスティーですね。
TeaLifeパウダールイボスティーのレビュー
続いて、ティーライフのパウダールイボスティーです。
ティーライフのパウダールイボスティーは1.5g/包でこちらも200ml/包が推奨されています。今回は、ペットボトルで手軽に持ち運ぶ場合を想定して水で溶かしてみました。
やはり400ml/包では薄い感じだったので、さらに1包追加したらある程度の水色になりました。パウダーの溶け具合はとても良く、さらっと溶ける感じです。
味・香りの評価ですが、少し渋みは残るものの、クセはほとんど感じないので口当たりは悪くありません。ただ、2包入れてもやや水っぽさが残っていて、コクがあるという感じではありませんでした。
40包入りですが、ペットボトル1本当たりで2包必要になると考えると、1本当たり約85円という計算になりますね。
なごみパウダールイボスティのレビュー
最後はなごみのパウダールイボスティー。こちらも今回なごみで推奨しているのが500ml/包なので、ペットボトルでの水出しを行いました。
500ml/包を推奨してるだけあって、パウダーの色はかなり濃い赤褐色。が、、パウダーの溶け具合がちょっと問題。
水出しだからかと、ポットのお湯だしでも試してみましたが、予想以上にダマが残ってしまいました。ペットボトルでは何度も振る必要があり、ポットでもダマを潰す作業が発生。結構面倒だなという印象です。
味の評価としてはやや苦味があるものの、クセはそれほど強くなく、口当たりもそこそこ。水色が濃く、ある程度のコクも効いてて合格点というところでした。
手軽に作れるのが魅力のパウダータイプとしては、溶け具合が良くないというのが玉に瑕ですね。
パウダールイボスティーは目的に応じて選ぶのがおすすめ
代表3社のパウダールイボスティーについてレビューしてみましたが、おすすめのパウダールイボスティーはどれなのでしょうか。
味、品質、コスパなどの観点から、ルイボスティーラボ編集部の結論としては「パウダールイボスティーは目的別で選ぶのがおすすめ」としました。
それでは、各パウダールイボスティーのおすすめのシチュエーションについて考えてみたいと思います。
RT Roomのパウダールイボスティーはお客様用として使うのがおすすめ!
まずRT Roomのパウダールイボスティーですが、レビューでもあった通り、3社の中で最も味の評価が高く、溶け具合も良いので、大切な場面でも安心して出せる高品質のパウダールイボスティーです。
その分、他社のものよりも価格的には高いので、普段使いよりは時々必要になる事を考えて買っておくというイメージですね。
出先で飲む場面でも、便利に美味しくお湯を注いで飲みたいという人は、いつもバッグに入れておいてオフェスで休憩時間に一杯たしなむのも素敵ですね。
RT Roomのパウダールイボスティーはよりコスパの良い袋型の大容量のものもあるので、家でだけ使うという人にはそちらがおすすめでしょう。
ティーライフのパウダールイボスティーは自宅で自分用に
ティーライフのパウダールイボスティーですが、さらっと溶け具合はよいものの、味は少々水っぽさが残る薄めの味でした。
「美味しい!」とまではいかないですが、ある程度コスパも良く、自分用に自宅でティーカップにお湯だしで飲む際には使い勝手が良い商品でしょう。
メーカーではペットボトルでの使用も推奨していますが、500mlだと2包でもやや味が薄く、コスパ的にもあまりよくありません。
お湯出ししてからペットボトルに入れて冷やすのもあまり効率が良くないので、やはり家や出先でお湯を注いで1杯飲むのに適していると思います。
なごみは自分用にペットボトルに入れて持ち歩こう
最後になごみのパウダールイボスティーですが、こちらは溶け具合が悪いため見た目にもちょっと難点が多い。。
ただ、500ml/包でも味はそれなりに出るので、自分用のペットボトル飲料として持ち歩けばコスパはかなり良い商品ではあります。
溶けるまでちょっと頑張ってペットボトルを振らなければならないという作業は発生しますが。
スポーツ時の水分補給用になど、用途を絞れば悪くないパウダールイボスティーだと言えるでしょう。
以上、パウダールイボスティー比較でした。パウダールイボスティーを検討している方は、参考にしていただけたらと思います。
ルイボスティーラボでは、通販・市販で人気のルイボスティーの分析を徹底的に行い、どのルイボスティーが効果的で美味しくかつ安全でコストに優れているかをランキングしています。
ルイボスティー選びに迷った際は、是非一度チェックしてみてくださいね!