基本知識

安全・安心、オーガニック(有機)ルイボスティーのおすすめはどれ?

近年、食の安全性に対する人々の意識は更に上昇傾向にありますよね。
オーガニック(有機)という文言を掲げた商品も増加しています。

中でもお茶というのは「洗うことが出来ない食品」という特徴があり、
茶葉から直接抽出するという点で、一層安全性に気を払う必要があると思います。

本当に安全・安心なルイボスティーはどれなのか。

ルイボスティーラボでは人気のルイボスティーの生産から輸出、加工・販売までの体制およびこだわりの資材までを徹底調査・比較しました!

有機栽培(オーガニック)とは

有機(オーガニック)と聞くと、何となく安全で美味しそうとだけ感じてしまってその実どういうものなのか知らない事も多いのでは?

ここで、具体的な内容を知っておきましょう。

有機栽培とは
化学的に合成された肥料及び農薬を使用しないこと、並びに遺伝子組換え技術を利用しないことを基本として、農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減した農業生産の方法を用いて行われる農業のこと。

有機栽培は、たい肥などで土づくりを行うことから始まり、化学肥料や農薬を使用せず、2年以上経過した健康な土で栽培を行わなければなりません。

土づくり

土づくりだけでなく生産過程に多くのルールがあり、それを守り、認められて、初めて「有機農産物」と呼べることになります。

「有機農産物」として出荷・販売するには、JAS規格による検査に合格する必要があるんですね。これが私達がよく目にする「有機JASマーク」です。

JASマーク

JAS規格とは、農林水産大臣が制定した「日本農林規格」のことで、品位・成分・性質など品質に関係する基準、生産方法に関する基準が定められています。

「有機JASマーク」はきちんとした機関で認定されたという確たる証拠になるんですね。

JAS企画は日本国内での話ですが、国際的なオーガニック認定期間で有名なものに「ECOCERT(フランス)」や「USDA ORGANIC(アメリカ)」などがあります。

エコサート  USDA

ECOCERT

ECOCERT はフランスのトゥールーズを本部とする国際有機認証機関で、1991年に設立されました。現在では世界各地に23の支社を置き、80ヶ国以上にて農産物をはじめ、加工食品、畜産物、化粧品、コットン、その他様々な有機認証を提供していて、認証件数世界トップクラスと言われています。

エコサート本社
出典:Ecocert公式HP

 

USDA ORGANIC

アメリカでは、農務省(USDA:United States Department of Agriculture)傘下の全米オーガニックプログラム(NOP:National Organic Program)という制度によって、オーガニック食品の認証が行われています。

NOP
出典:USDA公式HP

USDAオーガニックと認定されるためには、以下のような規定があります。

USDA認定条件

・オーガニック作物を栽培する土地では、収穫前3年以上禁止物質を使用しない。
・土地の肥沃度や作物の栄養素の管理には、耕うん・耕作、輪作、被覆作物の栽培、動植物性老廃物や認可された合成物質による補填といった方法を活用する。
・害虫、雑草、疫病管理には、主に物理的、機械的、生物学的な防除方法を用いる。こうした手法が不十分な時のみ、国が認めている生物、植物、合成物質を使用してもよい。
・入手可能な場合は、オーガニックの種子や種植物を使用しなければならない。
・遺伝子操作や電離放射、下水汚泥は禁止する。

 

どうでしょうか?

オーガニックと言葉で言うのは簡単ですが、その厳しい基準をクリアするのは簡単ではないことがわかりますよね。それだけ手のかかるのがオーガニックというわけです。

安全・安心なルイボスティーが届くまでの各種検査

世界の中でも食の安全・安心への意識が高いのが私達日本人。南アフリカから世界各国・各地域にルイボスティーが輸出されていますが、日本に輸出されるルイボスティーの品質基準はとても高いのです。

そして、原料が輸入されてから各メーカーの商品として販売されるまで、国内における加工などの各種工程を経なければなりません。
そのため、オーガニックにこだわったメーカーの商品は有機認定を受けた国内工場で加工を行っている場合がほとんどです。

ルイボスティーの主な検査の種類は、残留農薬検査、水銀分析検査、その他重金属検査、放射線物質検査など多岐に渡ります。

安全検査

また、茶葉のみならず、包装資材も安全なものへのこだわりをもっているメーカーがあるので、いくつかご紹介したいと思います。

安全な包装資材の使用例

 

ルイボスティー専門店RTRoomの自立袋およびティーバッグ素材

RTスタンダードRTオリジナル
自立袋
アールティールームの自立袋は最近特に注目されている包装材である透明蒸着フィルムで作った袋を使用しています。
この包装材はアルミ箔に匹敵する防湿性、ガス遮断性、香気保存性を持ち、焼却しても有害ガスを発生させない環境にも優しい理想的なフィルムとして知られています。

ティーバッグ
ドイツ国食品法ガイドラインに基づき製造されたシュエラー社製ノンヒートシールティーフィルターペーパーに茶葉を充填。純白紙をベースとしながらも防湿性、遮光性に優れた包装材です。

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ルイボスティーショップ NOVATECの自立袋およびティーバッグ素材

エクストラティバッグ_01プレミアショート袋

自立袋
ノバテックのグリーンルイボスティー・プレミアショートは防腐剤、保存料を一切使用せず、フレッシュパック(エージレス(脱酸素剤)包装)をしているので、新鮮なルイボスティー茶葉の品質、風味を損なわずしっかり保存。また、チャック付きクラフト自立袋は、遮光性・防湿性・耐久性に優れています。

ティーバッグ
ノバテックのティーバッグには植物性繊維が100%使用されたイタリアIMA社製「C-24型」を使用。製袋加工時は糊付け・熱溶着などの工程は一切無く、ギアロール圧着のみでティーバッグ仕上げを行っています。
また、ティーバッグのヒモ付け部分のホッチキス留めをコットン100%で衛生的な糸止めに変更するなど、安全性への細かい配慮が施されています。

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Tea Lifeの殺菌処理およびティーバッグ素材

蒸気殺菌処理とうもろこしフィルター

ティーバッグ
ティーライフでは独自の蒸気殺菌処理を行い、殺菌と濃い成分抽出を実現しています。
また、ティーバッグの素材には安全性を重視してトウモロコシから作られた生分解性フィルターを使用。数年で土に還る環境にもやさしいティーバッグです。

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この他にも、有機の商品を扱っているメーカーはいくつかありますが、その中でも特に茶葉のグレードが高く、包装資材にもこだわりをもっている特徴的なメーカーをご紹介しました。

オーガニックで安全安心かつ美味しいルイボスティーを探している方は、参考にして頂けたらと思います。

ルイボスティー選びに迷った場合はどうしたら良い?

ランキング評価表
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